天王山の戦いの天王山ってどんな山?

天王山の戦いの天王山ってどんな山?





天王山や天王山の戦いという言葉をご存知でしょうか?

言語由来辞典によると天王山とは、

『勝負を決める大事な局面。勝敗の分岐点。天下分け目。』

と書かれています。

ではこの天王山、どこにある山のことを指しているのでしょうか?






正解は京都(の南部)にある同名の山でした。


▲大阪と琵琶湖の間くらいの位置にあります。

本能寺の変をおこした明智光秀豊臣(羽柴)秀吉が破った山崎の戦いが行われた場所がここ天王山であることから分岐点となる戦いのことを天王山の戦いと呼ばれるようになりました。

私は最近大河ドラマの情報を調べてるときに知りました。


▲拡大図。現在では大山崎駅の近くです。近くを流れているのは淀川。

当時の布陣は画像右上側(長岡京側)が明智軍、左下側(島本町)が豊臣軍だったようです。

琵琶湖側(北東)には明智軍の本城である坂本城があり、豊臣軍は毛利と抗争中の所から戻ってきた所でした。

戦の結果は皆さんご存知の通り。


▲航空写真。山の高さは270m。

来年放映予定の大河ドラマである明智光秀の生涯を描く麒麟がくるではここ天王山が舞台として出てくるのではないでしょうか。

そんなちょっとした豆知識でした。



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