
11月半ばに2018年 ゆるキャラグランプリの結果が発表されました。
まずはじめにゆるキャラとは何かを説明すると、「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、イベント、各種キャンペーン、地域おこし、名産品の紹介などのような地域全般の情報PR、企業・団体のコーポレートアイデンティティなどに使用するマスコットキャラクターのことである。(wikiから引用)
ゆるキャラグランプリはそんな全国のご当地や企業のマスコットキャラクターの人気投票を行ったもので、代表的なキャラクターに初代グランプリに輝いた熊本県庁のマスコットキャラ「くまモン」がいるようにここから全国区のマスコットが誕生することがある、マスコット界の登竜門ともいえる大会なのです。
▲今ではすっかり人気者のくまモン
他にも群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」や栃木県の「さのまる」もこの大会の歴代チャンピオンになっています。
▲左から2番目が「ぐんまちゃん」、「くまモン」の右が「さのまる」。以下写真はゆるキャラグランプリから引用。
ちなみに私は地元が静岡県の浜松市で地元に2015年にグランプリになった「家康くん」(上記の画像の右から2番目)というキャラクターがいるのだが、正直全国的な知名度が全くないような気がするのだが気のせいだろうか?
私見だが、あんまりかわいくないからしょうがないか。
では今年はどんなマスコットがグランプリに輝いたのかあなたも気になっていると思うので、さっそく見ていきたいと思う。
3位 こにゅうどうくん 四日市市 (三重県)807592pt
▲四日市市のマスコットキャラクターで、いたずら好きな妖怪の男の子です。
2位 ジャー坊 大牟田市 (福岡県)843682pt
▲大牟田の夏祭り、大蛇山の「蛇」から命名された「大蛇の化身」
1位 カパル (公財)志木市文化スポーツ振興公社 (埼玉県) 889346pt
▲市内に古くから伝わる河童の民話をモチーフに誕生。
やはり上位に来る面々は洗練されたデザインのキャラクターが多いように感じるのだがどうだろうか?。
なお中間で1位だったこにゅうどうくんは組織票の疑いがかけられていましたが最終的には3位で落ち着いたようです。
さてここからが今回の記事の本題となるが、グランプリや上位入賞をしたことで注目されるゆるキャラがいる一方で日の目を浴びることのないゆるキャラがいるのも紛れもない事実、今回はそんなゆるキャラ達にスポットライトを当てていきたいと思う。
ということでゆるキャラグランプリ 2018でワースト3だった ゆるキャラを紹介していきたいと思う。
果たして納得の下位低迷なのか、それとも隠れた逸材なのかあなたの目で判断していただきたい。
505位(同率ワースト1位) なた豆マン 株式会社YOSHIRO (鹿児島県) 74pt
▲アイテムが多いのがポイント。ちなみに得票数はカパルの1万分の1以下。
株式会社YOSHIROのマスコットキャラ「なた豆マン」。
【公式ホームページの紹介文】
紅茶好きの推定年齢418歳。
頭から生えているツルはどんどん伸びてしまうので、美容院で
定期的にカットしている。(これまで最高10m伸ばしたことがある)
自分では正義の味方と言っているが、戦うところは誰もみたことはない。
しかし、一度だけしばらく姿を消したことがあり、
その後、頭に傷を付けて帰ってきたとか・・・。
困っている人を放っておけない性格。
謎も多いがみんなから親しまれている。
そんな「なた豆マン」だが、
あることをきっかけに意外な事実が判明する・・・
◆テーマソング 【なた豆マンの歌】 2018年11月下旬公開!
なんか色々な設定が詰め込まれている「なた豆マン」、ちなみにホームページを調べてみたのですが意外な事実が何なのかはわかりませんでした。
気になる…、気にならない…?
「なた豆マン」の歌公開されていました。予想より声がカッコいい。
(2018年11月28日現在再生数は40でした…。⇒2019年1月に100再生を突破していました。)
イラストで見ると意外と愛嬌がある気がしないでもない 「なた豆マン」。不人気なのは色が地味なせいなのかな…。
凝った設定やテーマソングなど決して最下位に収まるポテンシャルではない 「なた豆マン」、そんな彼の今後の活躍に期待したい。
505位(同率ワースト1位) ヤッピー 長野県原村 (長野県) 74pt
▲パッと見で何がモチーフなのかわからない。あなたはわかる?
なた豆マンと同率ワースト1位の「ヤッピー」。
人口7500人強の長野県原村のマスコットキャラですが、この得票数をみるに村でも認知度は低いのではないかと思えてしまう。
【公式ホームページの紹介文】
原村の東にそびえる八ヶ岳。主峰赤岳は標高2,899m、原村に属する阿弥陀岳は2,805mあります。この麓に広がる原村は、常に威風堂々とした八ヶ岳の雄大な光景を見つめながら、豊富な自然の恵みを受けています。「八ヶ岳」は住民の心の拠り所であり、ヤッピーは原村の豊かな住民生活のステージの象徴です。
八ヶ岳から命名された「ヤッピー」ですが、ぬいぐるみやTシャツなどのグッズ展開もされているようです。
ちなみに好きなものは八ヶ岳のおいしい空気、性格は元気で活発。最下位にもめげずに頑張ってもらいたいものである。
505位(同率ワースト1位) ピカタン 長野県原村 (長野県) 74pt
▲所属が絶妙に見えない名札が哀愁を誘う。後、はじめ見たときピーポくんが思い浮かんだ。
まさかの長野県原村からダブル受賞。「なた豆マン」、「ヤッピー」と同率ワースト1位の「ピカタン」。
【公式ホームページの紹介文】
「星の降る里in原村」と題して開催される「星まつり」は、全国から天文ファンが集まるイベントとしてとても有名になりました。この舞台となる八ヶ岳自然文化園にはプラネタリュームが整備され、星の観測には最適な環境です。
原村から見える星は、誰もが絶賛する美しさです。星は、自然が豊かで空気が澄み切っているからこそ美しく輝くことができます。ピカタンは、原村の自然環境を愛し、守っていこうという住民の気持ちの代表者として生まれました。
好きなものは原村から見える夜空、性格は元気で活発…って「ヤッピー」と性格が被ってるぞ。
原村のホームページをみてみるともう1匹(人?)「セロリン」というキャラクターもいます。
▲イラストだと結構かわいい? 「セロリン」の性格は元気で活発。ってお前もか!
セロリンは2018年ゆるキャラグランプリで1886ptを獲得して200位と真ん中より上の順位となっており、3匹の友人関係や村での格差が心配されます。
ちなみに「セロリン」は2017年603位からのランクアップで「ヤッピー」と「ピカタン」は初参加。
みんな元気で活発なので3人揃ったらうるさそうな原村3人組、来年はどんな順位になるか注目されます。
ワースト3のゆるキャラ + 「セロリン」を紹介したがあなたのお眼鏡にかなうゆるキャラはいただろうか?
個人的には「なた豆マン」はもっと上位を狙えるポテンシャルがあると感じたので来年のゆるキャラグランプリに期待していきたいと思う。
ということで次回は引き続きゆるキャラグランプリ 企業・その他ランキングで日の当たらないゆるキャラ達を紹介していきたいと思うのでゆるキャラ好きの方は楽しみに待っていて欲しい。
次回⇒日の当たらないゆるキャラ達の紹介【2018年 ゆるキャラグランプリ 企業・その他ランキング編】