スキー技術向上のためにするべきこと。

スキー技術向上のためにするべきこと。




更新 この記事は2019年1月26日に更新されました。

毎シーズン一週間以上スキーに来ている私ですが、まさに今スキー場からの更新となります。

 

よく初心者と行く機会があり、プロではないですが教えることも多いので、ポイントをメモしておこうかと思い記事にしています。

 

全くの初めてであれば、最初は平地で練習して板に慣れるところから始めます。
一番低いリフトで何回も練習しましょう。

初心者にスケーティングは相当きついので、なるべく漕がないようなコース取りを心がけてください。

 

【はじめて編】

板とブーツの履き方

つらい思いをさせてもしょうがないので、最初はブーツをきつくせず少しゆるめで履かせてあげましょう。板は斜面に対して垂直になるように置き、必ず谷側から履くことを徹底させてください。

転び方

転んでしまったとき、変な方向に足が曲がると痛いしつらいです。転んでしまったら、背中を斜面につけて足を完全にあげてしまうと復帰が楽です。体は山側、板は谷側です。

リフトの乗り方

最初の1回はリフトの人に事前にいうのもありです。乗り降りの際にストックは持ち上げておかないと折れたり落としたりします。

ボーゲン(ハの字で滑ること)

最初であれば、完全にコレ。トライスキー!!一瞬で上手くなります。これを使うと1日かからず滑れるようになるので、次のシーズンに不要になってしまうところがデメリット。

by カエレバ

 

 

【初級編】

プルークボーゲン(ハの字でターンしながら滑る)

外側の板に体重をかけることを意識して教えると理解してくれやすいです。たくさん滑るとすぐ疲れるので休憩は挟んでください。

シュテムターン(踏み替えターン)

ターンが終わって斜滑降しているときにハの字を作り、そのままターンに移行して足を平行に揃えます。プルークボーゲンからパラレルターンに入る前の導入です。

外側の片足ターン

結局ターンのときはほとんど外側の足に体重がかかっているため、ターンを外足だけにしてみること。これができればパラレルも近い。

スケーティング

逆ハの字にして、前に蹴り出していき、片足に乗る。これを交互に繰り返す。ストックを使うとたくさん進む。自分自身、習った記憶は無いので自然と覚えるような気もするがやり方だけは伝えても良い。

 

 

【中級編】

ストックなし

ストックに頼りがちになったり、板をコントロールする目的では有効な練習。ストックに頼りすぎているスキーヤーには意外と難しい。

パラレル

最初はナチュラルスタンスから練習すると上達しやすい。徐々に板同士の間隔を狭めていき、最終的にはピッタリと揃えられるようになると綺麗にみえる。

カービングターン

最近の道具は進化してきて、スキー板自体がひょうたん型になっており、エッジを立てるだけで勝手に曲がってくれる。滑ったあと(シュプール)がきれいに2本線になっていたらちゃんとできていると思う。

ウェーデルン

小回りターン。ターン自体は小さく小刻みに何回も繰り返すため、スピードが出て暴走しやすい。しっかりとスピードを制御できるような緩やかな斜面から練習すると良い。

 

 

【上級編】

ここまでくるともう教えることは技術的な面になってしまうので、細かくは書きません。逆にインストラクターなどでは教わらないような面白いアイディアを出していきます。

フォーメーションスキー

2人組で練習して左右のターンを合わせる練習。3人以上なら三角系にして滑ってみたり、前の人との間隔を詰めてヘビみたく滑ってもOK。

内側の足でターン

ある程度の距離をずーっと片足で滑れるとカッコイイが、相当難しい。しっかりとブーツの前に体重を乗せて、内側の足の小指側に体重をかけるのがポイント。

コブ・非圧雪

どちらも太ももがパンパンになるので、テールをずらすような滑り方で乗り切ります。後傾になればなるほど足の疲労度は蓄積します。

回転

滑っている最中に360°回転をします。感覚としては180°の回転をつなぎ目なしで繰り返す感じです。どちらか片方の板の先端に体重を持ってくるとそこを軸にクルッと回転してくれます。

 

 

【用具の手入れ】

板を冷やす

プレーする30分くらい前には、板を外に出しておく。一発目で外に板をおくタイプのゴンドラとか乗ってもよい。

ワックスを塗る

板のオモテ面やブーツにも塗っちゃいましょう。雪がつかなくなります。おすすめはこのスプレータイプです。

by カエレバ

 

 

【あると便利なモノ】

お菓子類

ゴンドラの中でもぐもぐタイムしましょう。チョコがオススメ。

曇り止めとタオル

ゴーグルが曇る現象は初心者にはつきもの。小さいハンドタオルで拭いてあげましょう。

カメラ

思い出を撮影するためには必須です。寒さに強いカメラだとなお良し。普通のカメラだとバッテリーは一瞬で消えます。

 

 

いかがだったでしょうか?

書き始めたら止まらなくなってしまって、色々自分の持っている技術や遊び方を書きました。

もちろんインストラクターの資格を持っているわけではありませんが、1人でも参考になってくれたらいいなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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