明日からの交通手段が馬になった人に向けて

明日からの交通手段が馬になった人に向けて




更新 この記事は2019年1月21日に更新されました。

 

『やばい、会社(学校)に遅刻する』

そんな時、駐輪場にいったらいつもの自転車がなく代わりに馬がいる。そんな体験をして困ったなんて人も沢山いると思う。

馬

▲馬。かわいいよね。

 

そんな時に備えてもし馬で通学通勤しなくてはならなくなったらどうしようかと調べたのでもし同じような経験をした人は参考にしていただけたら幸いである。

 

※道路交通法については手元にある自動車教習所の教本を中心に一部wikipediaの内容を掲載しております。(真面目な記事です)

 

まずはじめに馬は軽車両である。

軽車両は『日本の法令の用語で、原動機を持たない車両の総称である。運転にあたり運転免許は不要だが、自動車などと同様の交通規則が定められており、違反を取り締まられた場合には交通切符(赤切符)が交付される』とのことである。

簡単に言うと一番近いのは自転車であるので、基本的には馬 = 自転車と覚えれば良いだろう

 

ちなみにいずれの場合も人が乗っている場合にのみ軽車両という扱いになり、馬や自転車から下りて引いている場合は歩行者の扱いになるので注意してほしい。

 

ということで馬に乗る時は自転車などと同じで歩道は走れないので車道を左側通行しないといけないことになります。

 

ここまでのまとめ

・馬は基本的に自転車に近い扱いとなる。

・ナンバープレートやヘルメットの着用は義務付けられていない。

・夜間の走行の場合はライトの装着の必要がある。

・傘をさしながら馬を運転してはいけない。

・馬のほかに牛も軽車両に含まれる。

・自転車も含めて軽車両は並進してはならない。(追越しなどの一時的並進を除く)

→友達と横に並んでおしゃべりしながら馬に乗るのは他の人の迷惑になるのでやめるべきである。

牛

▲牛(軽車両)

 

それでは馬や牛以外の動物はどうだろうか?ということで調べてみた。

wikipediaによると以下の記載がある。

牛馬以外の動物は軽車両に該当しない。ただし、水牛、ロバやラバについては不詳。
「象、きりんその他大きな動物をひいている者」は「車道を通行すべき行列」に該当する。

キリン

▲キリン(自動車) 上は縦列駐車の図。

 

weblio辞書によると大型動物は体が比較的大きな動物。成体が人の体躯並かそれ以上の大きさになるものを指す事が多い。たとえば鹿、カンガルー、サイ、象、クジラなど。

 

とあるので上記のような動物は自動車に該当するようである。上記のルールに従うと馬が軽車両でカンガルーが自動車扱いであったりと疑問点はあるがとりあえずそういうものだと納得しておく。

 

次に車道を通行すべき動物に該当すると考えられる動物の最高速度について以下にまとめてみたので見ていただきたい。

 

鹿…48km/h

トナカイ…60km/h~80km/h

カンガルー…70km/h(ただしどこに乗ればいいのかわからない。背中?ポケットの中?)

サイ…50km/h

ゾウ…40km/h(高速道路の最低速度を出せないため高速に乗ってはいけない。)

キリン…60km/h(長距離であれば時速16キロくらいのペースで長い距離を楽に走ることができる。)

 

上記を見て分かるように多くの大型動物は長時間最高速度で移動できないであろう事が予想されるので、自動車扱いだが高速道路への侵入は控えるべきといえよう。(高速道路の最低速度は50km/h、最高速度は100km/h)

 

象

▲ゾウ(自動車) 高速道路には侵入しないように気をつけよう。

 

ここまでのまとめ

・大型動物は自動車と同じ扱い。

・キリンで高速道路に乗るのは推奨されない。

・象は高速道路に乗れない。(速度の関係)

・トナカイは高速道路に乗れるのでサンタは高速道路で移動できる。

トナカイ

▲トナカイ(自動車) プレゼントを配るのが間に合わないときは高速道路で移動可能である。

 

 

駆け足でここまでまとめてみたがいかがだっただろうか?

もしあなたが交通手段が馬(およびその他の大型動物)しかない場合はこの記事を思い出して交通ルールに違反しないように気をつけていただきたい。

 

最後に京都には実際に馬車に乗れるところもあるみたいです。興味のある人は是非!

京馬車-京都馬車の旅-

 




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