Drupal8スタートブックを紹介してみる

Drupal8スタートブックを紹介してみる




更新 この記事は2019年1月24日に更新されました。

過去のDrupalに関連した記事

DrupalでGoogle AdSense(Googleアドセンス)を登録をした時に困ったことと対策【Drupal8】

DrupalでCSS(スタイルシート)を編集する方法【Drupal7・8】

Drupalでエディタに文字色機能を追加する方法 【Drupal7・8】

 

定期的にDrupalで検索してこのサイトに来て下さる方がいるので久々にDrupal関連の記事を1つ。

 

このDrupalというシステム(CMS)だが海外ではオックスフォード大学のサイトに使用されているように海外では一定数つかわれているが日本ではあまり浸透していない。

以前はホワイトハウスもDrupalを使用していたがいつのまにかWordPressに変わっていた。
そしてこのサイトもいつのまにかWordPressに変更しているという…。

 

サイト

▲このサイト(ブログ)もDrupalで作られています。(2018年12月現在)

 

その理由の1つは日本語での情報量の少なさによるものだと思う。

日本語化していないモジュール(拡張機能)も多いため、英語があまり得意でない私はGoogle翻訳片手に作業することもあり大変に感じることも多い。

Drupalの日本コミュニティーはこちら⇒Drupal Japan

 

そんな敷居の高いCMSであるDrupalだが初心者に向けた書籍『Drupal 8 スタートブック―作りながら学ぶWebサイト構築(Think IT Books)』を読んだ感想を書いていきたいと思う。 

Drupal 8スタートブック

ANNAI株式会社 インプレス 2017年01月18日
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by ヨメレバ

元々Drupalの参考書は少ないうえに既存のものはほぼ英語のもの。加えて現在のバージョンであるDrupal8に対応している入門書がこれ一冊しかないため選択肢はこれ1択。
 

目次項目は以下のようになっており、Tikn ITの初心者でも挫折しないゼロから始めるDrupal 8入門で書かれた記事をまとめたもとで書籍に沿って作業をするとサイトを作ることができるといったものだ。

第1章 Drupal 8の基礎知識とインストール
第2章 コンテンツの定義とカテゴリーの作成
第3章 コンテンツ一覧ページの作成
第4章 ブロックレイアウトとコンタクトフォームの作成
第5章 コンテンツの翻訳と多言語設定
第6章 モジュールのインストール、ユーザー作成と権限の設定
付録A 各種情報ソースとコミュニティ活動
付録B Twigテンプレートに関する基礎知識
付録C Twigテンプレートの命名規則
付録D Drupal 8.xマイナーバージョンアップの追加機能
付録E 主要モジュール一覧

 

 

サンプルサイト

サンプルサイト

▲おしゃれなサイトが作成できます

 

内容

▲画像が多くて読みやすい。

Drupalのインストールからサイト作成までの1通りの流れが書いてあります。

ページ数は280ページですが画像が多いので1日で読むことも可能だと思います。

 

バージョンによって多少違う部分がありますがDrupal8の基本的な部分は押さえているので仕事などで突然Drupalを使うことになった、なんて人にはイメージを掴むという意味でも良いと思います。

 

注意したいのはDrupal7以前のバージョンや使用しているテーマによってはできること、設定できることが異なるのでそういった部分は自分で解決するかネットで調べるなどしなくてはならないという事。

 

この本をおすすめしたい方

・サイト作成初心者の方

・Drupalでどんなことができるのか一連の流れを把握したい方

・ビューズって何?という方

 

あまりおススメしない方

・Drupalの基本的な操作を既に理解している方

・モジュールや独自のテーマ、カスタマイズについての情報を求める方

 

多少ネガティブなことも書きましたが画像が多く読みやすいのでDrupal初心者の方にはおススメできるのでもし良かったら読んでみて下さい。

 




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