今もなお、地球上のいたる所で戦争が行われている。
それは悲しく、無慈悲で恐ろしく、我々戦争を経験したことがないものにとっては想像もつかないものだろう。
ディム・オブライエンの著書『本当の戦争の話をしよう』文春文庫(村上春樹訳) にもこんな1節がある。
“多くの場合、本当の戦争の話というものは信じてもらえっこない。すんなりと信じられるような話を聞いたら、眉に唾をつけたほうがいい。真実というのはそういうものなのだ。往々にして馬鹿みたいな話が真実であり、まともな話が嘘である。何故なら本当に信じがたいほどの狂気を信じさせるにはまともな話というものが必要であるからだ。”
戦争とはそういうものなのだ。
▲内戦、テロ、民族紛争や国境問題など世界中では今も争いが行われている…。
我々が生きる現代の日本では幸運なことに血で血を洗う争いは行われていないが、水面下では『きのこの山たけのこの里戦争』、『にゃんこ大戦争』など様々な争いが行われている。
しかし戦争というのは”争いは争いは同じレベルの者同士でしか発生しない”の言葉が示すように同じぐらいの力関係でなければ戦争とは呼ばれない、互いのパワーバランスが崩れてしまえばそれは侵略や征服となってしまう。
さて今回の話題はそんな日本で起こっている戦争のうちの1つ『赤いきつねと緑のたぬき戦争』についてである。
(出典:wikipedia)
▲あなたはどちらがお好み?
この戦争についてだが、私から言わせればもはや戦争でなく侵略、いや既に事実上の勝敗は決しているように思えてならない。
日本に住んでいる我々からすれば両軍の力は拮抗状態に思えるだろう、実際に赤いきつね VS 緑のたぬきでgoogle検索したときの戦闘力は229万(赤いきつね)と253万(緑のたぬき)。
▲緑のたぬきの方が人気?
一見すると緑のたぬき軍の方が強力だと思うがこれはあくまで国内の話…。
世界に目を向けてRed Fox(赤いきつね) VS Green Raccoon(緑のたぬき) でgoogle検索したときの戦闘力は11億4千万(Red Fox)と5千万(Green Raccoon)。
▲圧倒的格差…。戦国時代で言えば織田家と小田家位の格差がある。
戦力差約23倍、もはやこれは…、映画や漫画のサクセスストーリーでもなければ逆転不可の戦力差だろう。
続いては詳しく両軍の陣営を確認していきたいと思う。
一騎当千という言葉があるように1人(匹)の優秀な武将は1000人(匹)に匹敵する、果たして緑のたぬき軍はこの戦局を覆すことができるのだろうか…。
まずは赤いきつね軍から見てみることにする。
▲かわいいきつねに癒される。ミュータントタートルズみたいなやつもいるぞ!
更に赤いきつね軍にはFireFox(インターネットブラウザ)、フォッコ(御三家ポケモン)と歴戦の猛者ばかり。
対する緑のたぬき軍はどう見ても病気にしか見えない合成画像やなじみのないキャラクターばかり。
▲歩くたびにHPが減りそうな色合いである。
この両者の未来がどうなるかは私にはわからない、願わくば両者手を取り平和な未来が訪れることを祈るのみである。
さて、そんな赤いきつねと緑のたぬきですが今夏発売40周年を記念してパッケージデザインが変更されました。
どちらもロングセラーとして親しまれてきた商品です。
是非皆さんもリニューアルされた両商品を食べ比べしてみてください。
▲40周年にふたりで遊んだー!めっちゃ楽しかった(*ฅ•ᗜ•*)❤(*•ᗜ•ฅ*)
あ、そうだ。東洋水産株式会社(マルちゃん)さん、40周年を記念して新商品なんてどうでしょう。
…新商品名は青いウサギとかどうでしょう?