突然だがあなたはコアラと聞いたら何を思い浮かべるだろうか?
オーストラリアに生息する。ユーカリの葉を食べる。かわいい。…様々な意見が出てくると思う。
では、次にコアラの姿をイメージしてもらいたい。
イメージしていただけただろうか?
さて、あなたがイメージしたコアラの姿は木につかまっていたのではないだろうか?
これはメンタリズム…ではなくコアラは生活の大半を木の上で過ごすから必然的にそのイメージがあるのだと思う。
▲世界で1番見られたコアラの画像?。 Windows7のサンプル画像でも木につかまっている。
他にもwikipediaの参考画像、コアラのマーチのパッケージ、新種のポケモン ネッコアラとコアラの画像やキャラクターは木をつかんでいるものばかりである。
ためしにgoogle検索でコアラを検索してみたが、やはり出てくる画像は基本的に木につかまっているものばかりであった。
▲あと寝顔がかわいい。きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。(1日18時間以上)寝てるんだぜ。それで…。
さて、そこでコアラにとってのアイデンティティともいえる木の代わりにコアラがつかんでいたら嫌なものトップ10をランキング形式で紹介してみるというのが本企画である。
なお、順位は私の独断と偏見によるものであることをご理解していきたい。
それでは早速ランキングにうつりたいと思う。
次点(ランキング外) 信号機
つかんでいたら嫌度 ★☆☆☆☆
まずは手始めに信号機をつかませてみたところ色が同化していることもあり、あまり違和感は感じられなかった。
赤信号、青信号、コアラ となっても意外とみんな受け入れてくれるのではないだろうか?
ただし一瞬の油断が大事故につながる車用の信号機の場合は大きな注意が必要である。
10位 鳥居
つかんでいたら嫌度 ★☆☆☆☆
続いては神社の鳥居をつかませてみた。
オーストラリアにしか生息しないコアラを和と融合させてみたところ、ご当地のお土産に出来そうな感じになった。
かわいいマスコットとして神社で採用してみてはどうだろうか?
9位 ポールダンスの棒
つかんでいたら嫌度 ★☆☆☆☆
魅惑のポールダンスショーも女性や子供が安心して見られるショーに大変身。
問題があるとすれば本来の目的でショーを見に来た人ががっかりする可能性があるということだ。
ちなみにコアラのおなかについている袋は下向きなので上記の画像では逆さまでいることでチップを受け取りやすくしている。
8位 スタンドマイク
つかんでいたら嫌度 ★☆☆☆☆
講演会や漫才、バンドのライブと様々なところで使用されているスタンドマイクをつかませてみた。
コアラにつかませてみたメリットを考えたところ、漫才のネタでコアラを弄れる、バンドのビジュアル(可愛さ)担当の追加、退屈な校長先生の長話も癒しの空間に早がわりといい事尽くめである。
唯一の難点はマイクを回転させるパフォーマンスが出来ないことだろうか。つまり矢沢栄吉との共演はNGである。
7位 SASUKE ファイナルステージ
つかんでいたら嫌度 ★☆☆☆☆
ついにファイナルステージまでたどり着いたコアラ。
どうやって反り立つ壁やスパイダーウォークを突破したのか定かでないがここまで来たら完全制覇の夢をつかんで欲しい。
ちなみにコアラの握力が1トンあるという説があるがどうやらあれはデマらしい。とはいえかなりの握力を持っているのは間違いがなさそうだ。
6位 藁(わら)
つかんでいたら嫌度 ★★☆☆☆
溺れる者は藁をも掴む、藁にもすがるなどのことわざにも出てくる藁をつかませてみた。
こちらを見つめるコアラの瞳もどこか寂しそうに見えてくる…。
コアラはユーカリの木の減少、車との衝突、感染症等様々な理由で年々減少しており、オーストラリアのいくつかの州では絶滅が危惧される「危急種」に指定されている。
私たち人間はこういった動物たちが生存するために出来ることをしていかなければならないだろう。
5位 トーテムポール
つかんでいたら嫌度 ★★★☆☆
この画像を見たときあなたはどこに目が行っただろうか?
アメリカの先住民が作成した彫刻トーテムポールをつかませてみたところ、コアラがおまけのようになってしまった。
主張の強いものをコアラにつかませるとコアラ本体の存在感がなくなってしまうという悪例である。
4位 サッカーのゴール
つかんでいたら嫌度 ★★★☆☆
サポーターは12人目の選手であるという言葉があるが、コアラを物理的に12人(匹)目の選手としてみた。
ゴールの隅にコアラを配置することでメッシや中村俊輔、ロベルトカルロスといったフリーキックの名手が厳しいコースを狙ってもコアラがガードしてしまうだろう。
また、かわいいコアラに当てるのを避けるためキッカーが本気でシュートできなくさせるという効果がある。
しかし動物愛護の側面から見ると問題がある。というよりルール違反である。
3位 スカイツリー
つかんでいたら嫌度 ★★★★☆
昔キングコングという映画があり、大猿が東京タワーに登っていた。
(よく分からない人はシン・ゴジラみたいなものだと思っていただきたい。)
当時の東京タワーは現在でいうところのスカイツリーの位置づけではないだろうか。
というわけで巨大コアラをスカイツリーに登らせてみたがこれは日本中がパニックに陥ること間違いなしだろう。
ちなみにこの記事を書くためにキングコングを調べてみたら “キングコング対ゴジラ” って映画が上映されていたことをはじめて知った。
コアラ対ゴジラはなかった。でもドラゴンVSコアラっていうのは見つかった。やるじゃんコアラ。
2位 蜘蛛の糸
つかんでいたら嫌度 ★★★★☆
芥川龍之介の小説 “蜘蛛の糸”から釈迦が投げ下ろした蜘蛛の糸がランクイン。
生前に罪を犯したコアラだが蜘蛛を助けたことから地獄から助かるチャンスが生まれたようである。
そもそも何故コアラが地獄に落ちたのだろうか?
理由として考えられるのは一見かわいいコアラだがユーカリの葉しか食べないため食害が問題になっているのでそのせいではないだろうか?
もしかしたら自然にとっての癌は我々人間を含めた生物なのかも知れない…。
1位 地球
つかんでいたら嫌度 ★★★★★
世界はコアラの手中におさめられてしまった…。
大きな愛で包み込んでいるのか、はたまた暴虐の限りをつくすのか私にはわからない。
しかし、どちらに転んでもこの世はコアラの手中である。
恐らく主食はユーカリになり、主要産業はユーカリ業になるだろう…。ところでユーカリ業って何?
さてここまでランキング形式で紹介してきたが皆さんの納得のいく結果になっただろうか?
順位に異議があれば申し立てていただければ 第2回 コアラがつかんでいたら嫌なもの選手権 で考慮したいと思うのでコメントしていただければ幸いである。
最後にスコットランド のエディンバラ動物園で撮影された4本足で歩くコアラの動画を載せておくので是非みていただきたい。
ちなみにこの動画を見た私の感想は『なんかイメージと違う』だ。
黒いコアラのマーチも出たよ! 木につかまってないじゃん。
黒いコアラのマーチ ココア&ミルク(48g) | ||||
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